内野式洗浄の歩み。シリーズNO.118
昔、大変もうかった仕事。
スピーカーを作っていた会社ではフェライト板がエポキシ接着剤で接着されていました。実際にスピーカーとして完成した後、そのフェライトがセンターずれがある場合だと良い音が出ず不良となりました。その不良品はフェライトが高価な為、剥離するよい方法がなかった当時は在庫として保管されたままの状態でした。その話を聞いて私は剥離方法を研究することにしました。
その後なんとか方法を発見して剥離する仕事を沢山もらった時、川崎の方の「望月商店」というところでも剥離する仕事をしていることを知り、私の作品を持って望月さんと川崎のラーメン屋で会いました。その時に作品を比べたところ望月商店の方の技術が優れていたので剥離の仕事の委託をすることを決めました。そして大々的にやったことにより大きな利益を上げました。
そのお金は全てその後の新しい洗浄技術の開発に投入してきました。