内野式洗浄の歩み。シリーズNO.102
昔ある会社で2槽式の塩素系溶剤洗浄機を納入し順調に稼働していました。しかし3ヶ月くらい経った頃、洗浄しているが全く油が除去できなくなったと連絡があり、お客様の現場へ駆けつけました。装置、溶剤、被洗浄物にも全く変化がありませんが、油の除去が全く出来ていない状態でした。
何が原因かを調べていた時、分かったことはその被洗浄物はたまたま加工してから保管してあったものと分かりました。そこで私は考えました。
「油が酸化しているから溶解していない」と。
解決方法として私からの提案は、
「ピュアな加工油の中へしばらく浸けておいてから洗浄する方法」
を提案しました。
その理由は油が酸化しているとしても「酸化度の違い」があってあまり酸化していない油は同類の加工油には溶けやすいだろうと考えたのです。この提案はみごとにあたり解決しました。
その後、その会社へ行くと昼にはうなぎが2段に入っている弁当を出して歓迎してくれる様になりました。