最近は地球温暖化問題もあり、自然災害対応についても再考する時期に来ているのでは?と思います。自然災害対応は全て頑丈にして守るといった対策でなく、いざという時柔軟な対策、つまり「逃げを造っておき、いざ逃げる、逃がす対応」が必要でないかと思います。
東日本震災の津波でも立派な堤防が逆に安心感となり、海から遠い人達の犠牲者が実に多かったこと。その反面、近くの島々の人達はすぐに山に逃げて助かっているとか。
例えば洪水についても、いざという時は早めに敢えて堤防を破壊して、決めておいた遊水地へ流すことで住宅街の洪水を防止したりとかが考えられます。もちろん、遊水地の予定地は確実に農地の補償を国がするようにします。
従来型の頑丈に守るから柔軟に対応策として公共工事代を減らした分、補償金を多くしていく政策に転換する時代かと思います。
「立ち向かうから時には逃げる対策へ」