内野式洗浄の歩み。シリーズNO.147
洗浄機の設計、製造で失敗する要素。
洗浄機は板金・製缶の仕事と機械加工の部品で構成されています。しかし、板金製缶の精度と機械加工部品の精度では全く異なります。
また、洗浄機を使われる現場は使い方が相当荒っぽい使い方をされています。このようなことを考慮したものでないと直ぐ壊れてしまいます。その上めっき、塗装、熱処理等の装置に比べて動作は複雑な要素が必要でありながら、洗浄機の付加価値を高く評価してくれる会社は少ないものです。
その理由の1つにお客様で洗浄についての知識を持っている方々が少なく、その面からも他の加工用装置と比べ低くみられているいるのではないかと思われます。
そのような面から私が洗浄業界を「虐げられた業界」という理由です。
続く)